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ルネサスE2エミュレータの使い方とデバッグのコツ

ルネサスE2エミュレータの使い方とデバッグのコツ

ルネサス純正デバッグツール「E2エミュレータ」は、RX/RL78/RAシリーズなど幅広いMCUをサポートする多機能エミュレータです。
USB接続で簡単にフラッシュ書き込み・ブレークポイント・変数監視が可能です。

基本の使い方

  1. 「e² studio」でプロジェクトを開く
  2. ターゲットボードとE2を接続(USB経由)
  3. 構成(CPU型番・通信設定)を選択
  4. デバッグ実行(Run → Debug)

よくあるトラブルと対策

  • 接続エラー → 電源電圧を3.3Vに統一、クロック供給確認
  • 書き込み失敗 → ケーブル品質やE2ファームを確認
  • 変数が読めない → 最適化レベルを下げて再ビルド

デバッグを効率化するコツ

  • ウォッチウィンドウにグローバル変数を追加
  • イベントブレークポイントを使って割込み検証
  • 動作ログをUART出力して併用デバッグ

まとめ

ハード/ファーム両面で問題解析を行うことで、開発期間を短縮できます。
当社ではE2環境によるファームウェア受託開発も対応しています。→ 詳細はこちら

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