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11.52025
組込み開発とは?ハード・ファーム・ソフトの役割をわかりやすく解説
組込み開発とは?ハード・ファーム・ソフトの役割をわかりやすく解説
「組込み開発」とは、機械や装置の内部で動作する制御システムを設計・実装することを指します。IoT機器や家電、工場設備など、目には見えませんが、身の回りの多くの製品で組込みシステムが動作しています。
組込みシステムの構成要素
- ハードウェア:回路、基板、電源、センサ、通信モジュールなど
- ファームウェア:マイコン上で動く制御プログラム(C/C++などで記述)
- ソフトウェア:PC・スマホ・クラウド側のアプリや可視化ツール
これらが一体となることで、例えば「温度を測ってスマホで確認」「異常時にアラートを送信」といったIoT機能が実現します。
組込み開発の流れ
- 要件定義・仕様検討
- 回路/基板設計・部品選定
- ファームウェア設計・通信実装
- 評価試験・デバッグ
- 量産設計・運用保守
開発依頼時のポイント
組込み開発では、ハードとソフトが密接に関係します。片方だけを別業者に分けると調整が難しくなるため、ハード+ファームを一体で対応できるパートナーを選ぶことが重要です。
まとめ
組込み開発は「見えない頭脳」を作る仕事です。弊社では、回路設計からファームウェアまで一気通貫で対応しています。
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