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11.62025
試作1台から始めるIoT開発のステップ
試作1台から始めるIoT開発のステップ
IoT製品の開発を検討しているが「量産前にまず動くものを見たい」という企業は多いです。 ここでは、1台試作からスタートする際の基本ステップを整理します。
1. 要件整理(PoC)
まず「何を計測・制御したいか」「どのように通信するか」を明確にします。 この段階で仕様書がなくても構いません。ヒアリングベースで形にしていきます。
2. 回路/基板設計
必要なI/Oを整理し、回路を設計します。 試作では汎用モジュール(ESP32、RP2040、W5500など)を活用するとスピードアップできます。
3. ファームウェア実装
センサ・通信・表示・通知など、最低限の機能を動かす段階です。 OTA更新やデータ保存機能を組み込むと、後の量産にも活かせます。
4. 評価と改善
実機テストで不具合や課題を洗い出し、設計を改良します。
まとめ
IoT開発は、試作→改善→量産のサイクルで品質が高まります。
弊社では、1台の試作から量産検討までを同一担当者がサポートしています。
→ IoT試作・量産支援ページ